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淡路島なるとオレンジロゴ

オレンジの島 復活!オレンジ農家× 島の料理人 淡路島なるとオレンジ

オレンジ農園イメージ

江戸の昔から淡路島は
オレンジの島だった!

 かつては、「花とミルクとオレンジの島」といわれるほど柑橘の栽培が盛んだった淡路島。「僕が子どもの頃は、柑橘の香りが島内のあちこちから漂っていまし た」と、オレンジ農家三代目の若宮さんが教えてくれた。中でも、当時は「鳴門オレンジ」と呼ばれていた淡路島の固有種が主に作られていたそう。約300年前に発見されて以来、この島でしか栽培されず、ほぼ原種のまま現在まで残っている希少種だ。「昔は淡路島のお土産といえば鳴門オレンジだった。風味の良さが評価され、昭和前半ごろまでは高値がついたものです」と、若宮さん。
その後、生産量が落ち込み、存続を危ぶまれたが、地域が一丸となって立ち上がり、起死回生!この希少種を淡路島ブランドとして広めようと2018年、「淡路島なるとオレンジ」と改称し、新たな一歩を踏み出した。

唯一無二の美味しさに
復活の願いを込めて。

 生産農家さんは70 歳以上の方が多いなか、孫世代が頑張る姿も!おじいさんの畑を継いだという30 代の森さんご夫婦は、「果汁が多く、果皮の香りが強いので皮ごと搾るとすごく美味しい。昔懐かしい柑橘の味です」と語ってくれた。
地元の料理人たちも復活に向け、新作料理やスイーツ、土産を続々と開発!2020年もその勢いは衰えず、「淡路島なるとオレンジ」として新たな歴史が着々と刻み始められている。

淡路島なるとオレンジのまとめ

  • ● 約300 年前に淡路島で発見された固有種
  • ● 淡路島を統治していた徳島藩主が「なると」と命名
  • ● 淡路島だけで生産されている希少種
  • ● 果皮の豊かな香りと甘酸っぱくほろ苦い果汁が特徴
  • ● 2018 年(平成30 年)9 月に「淡路島なるとオレンジ」に名称統一

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